快測Scan

タイプ | 建設業向け |
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目的 | 着工→完成 |
メーカー名 | 株式会社建設システム |
発注元 | 公共・民間 |
点群計測は、モバイル端末の時代へ
スキャンするだけで3次元測量できる〝多点計測技術対応アプリ〟
LiDAR 搭載モバイル端末を使用し、いつでも・誰でも・手軽に、点群データを取得。
QRコードを利用した標定点自動認識で、スキャンデータを公共座標化します。
特徴① : Apple社のLiDAR搭載iPad Proで手軽に3次元測量
快測Scanは、LiDAR 搭載のiPad Pro を使用し、短時間で点群が取得できる3次元測量アプリです。点群を取得したい対象物をスキャンすれば、実物画像に重ねてスキャン結果の点群が表示されます。国土交通省 『3次元計測技術を用いた出来形管理要領(案)』に準拠しているので、公共工事の小規模土工などで出来形計測が手軽に行えます。

LiDARとは
LIDAR(ライダー)(英語 Light Detection and Ranging 、 Laser Imaging Detection and RangingLidar あるいは LiDAR とも表記される。「光検出と測距」ないし「レーザー画像検出と測距」)は、光を用いたリモートセンシング技術の一つで、パルス状に発光するレーザー照射に対する散乱光を測定し、遠距離にある対象までの距離やその対象の性質を分析するものである。
ウィキペディアフリー百科辞典よりhttps://ja.wikipedia.org/wiki/LIDAR
注目の技術!LiDARセンサーによる測定
- LiDARセンサーから対象の物体に向かってレーザー光を放ち、レーザー光が跳ね返ってくるまでの時間によって物体までの距離や形状を計測可能
- LiDAR技術自体は新しいものではなく、古くから様々な分野で利用されてきたが、2020 年 3 月 Apple 社の iPad Pro に搭載されたことで、広く認知され活用が広まってきた注目の技術
- ICT土工・床掘工・小規模土工・法面工における出来形管理において、モバイル端末を活用した面管理が活用可能となった
※Apple、iPad Proは、米国その他の国で登録されたApple Inc.の商標です。
特徴② : QRコードで標定点を自動認識
快測Scanで標定点となるQRコードを認識させると、中心を自動認識します。標定点座標は弊社のクラウドサービス「KSデータバンク」を中継して連携し、簡易な操作で公共座標変換を実現しています。
※QRコード中心の公共座標は快測ナビAdvを使い、トータルステーションで計測します。
※QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

特徴③ :自動で公共座標へ変換!
QRコードのマーカーを利用し、標定点・検証点の中心を自動認識します。
QRコードの中心にある公共座標は快測ナビ Advを使い、トータルステーションで計測。快測Scanで計測した点群と快測ナビ Advで記録した標定点・検証点は、クラウドサービス「KSデータバンク」へアップロードします。
点群処理ソフトウェア「SiTE-Scope」にて、KSデータバンクからの取り込み時に公共座標に自動変換できます。変換後の検証点のXYZの較差も自動で表示されます。

特徴④ : 生産性向上で工事成績アップ
2022年度より国土交通省直轄工事において、モバイル端末等の出来形計測(面管理)活用で工事成績が加点に!
さらに、測量時間およびデータ変換等の処理時間の短縮により生産性向上が期待できます。

※快測Scan のご利⽤には、KSデータバンク(有償)のご契約が必要となります。
※データのアップロードには、インターネット接続環境が必要となります。
快測Scanフロー

機能
2点間距離

- 計測した点群から「快測Scan」で距離の確認が可能
- 水平距離、斜距離、高低差が現場で確認できます!
簡易土量計算

- 計測した点群から「快測Scan」で簡易な土量計算が可能
- 土捨て場の概算土量など、計測してすぐに算出できます!
オプション『快測ScanメタルQRセット(QRプレート&設置治具)』

- 現場に簡単設置できるQRプレートと設置治具の1セット10枚組を販売
- 現場のハードな環境でも使いやすいメタル製
お問い合わせ
資料請求やソフトの体験ができるデモ依頼も承っております。
興味がございましたらお問い合わせよりお気軽にご相談ください。